anとpapa

トイプードルの杏ちゃんを通じて

補助犬について

仕事柄補助犬と関わることがあって、今回調べてみたわ^ ^

理解を深めて住みやすい日本になればええな。

 

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補助犬ってなんや

補助犬ってのは、盲導犬聴導犬介助犬の総称なんやな。
これら3種類の犬は、身体障害者の自立と社会参加のサポートをしとるんや。

盲導犬

目印は、白or黄色のハーネス

主な仕事は、目の不自由な方の歩行をサポートするわんちゃんや。
例えば、

  • 階段などの段差を知らせる
  • 信号の判別
  • 使用者の指示した方へ誘導する

盲導犬に向いている犬種は、ラブラドール・レトリバーゴールデン・レトリバー、そしてラブラドール・レトリバーゴールデン・レトリバーミックス犬の3種類らしいわ。

聴導犬

目印は、聴導犬と書かれた胴着着てるんや。
外出時は必ず着用しとる。

主な仕事は、生活上必要な音を知らせて行動をサポートすることや。
例えば、

  • ブザー音
  • 電話の音
  • 後方からの車や自転車などの危険音

家の中での音は、8つまで教えることができるんやな。

犬種としてはシェルティ(牧羊犬)や柴犬など多彩となっとって、選ばれる犬は純血種ではなく雑種が多いとのこと。身体が健康であり、人なつこく(社交的で人間を好む)、攻撃的でないことが挙げられるんやな。

介助犬

目印は、介助犬と書かれている胴着や。
外出時には必ず着用しとるんやな。

主な仕事は、日常生活の介助や。
例えば、

  • ドアの開閉
  • 使用者が落としてしまった物、指示した物を持ってくる
  • 車イス移動のサポート

介助犬の場合は、身体障害者に合わせたオーダーメイドになるんや。

補助犬を見かけたら

  • 触らない
  • 声をかけない
  • 食べ物を与えない

以上のことは、事故防止のため絶対に守らなあかんで。
また、困っている身体障害者を見かけたら、積極的に声をかけてあげてな。

補助犬に対する現状

補助犬法が成立するまでは、補助犬はペット扱いやったので、基本的にはお店へ一緒に入ったり、電車に乗ることができず、その際は補助犬使用者が個別に交渉してたんや。


補助犬法が成立して、やっとどこでも利用できるようになったんやけど、その一方で、補助犬法の認知度はまだまだ低く、同伴での入店を断られる使用者もいるのが現状や。

 

例えば、レストランでは”他のお客様の迷惑になる”、病院では”他の来院者の迷惑になる”という理由で 断られているんやな。
外食や通院のたびに、補助犬と離れなければならないのなら、補助犬の意味がなくなってしまうわな。
飲食店の場合は、喫煙席と禁煙席があるように、補助犬席があれば理解が広まるんちゃうかな。

そして今問題になっているのが、偽の介助犬や。
飲食店に愛犬を連れていきたいがために、偽の胴着を着せて入店する人がおるんや。

特別な訓練を受けていない犬が入店すると、騒いだり本物の介助犬や人に吠えかかったりする場合があるわな。
その結果、飲食店側が補助犬同伴を拒むようになってしまうんや。

まとめ

以上の事からまだまだ理解されていない部分や課題がてんこ盛りや。

今後いつ何時自分がお世話になるかも知れんと思うと他人事ちゃうわな。

多くの人にもっともっと理解してもらわないとあかんわな。